マッチングアプリで騙された実話3選|勧誘・詐欺・相談所…失敗パターンと回避術

赤いハート型の紙が真ん中で破れている写真。マッチングアプリで騙された体験談をテーマにした警告的なビジュアル マッチングアプリ

騙された…そんな声を聞いたこと、ありませんか?

マッチングアプリを使う中で、「この人、ちょっと怪しいかも」と思った経験はありませんか?
近年は、業者や勧誘目的のユーザーも巧妙化し、結婚相談所やマルチ商法、ホスト・キャバクラ勧誘など、さまざまな目的の人が混在しています。

今回は、私の周囲で実際にあった被害の実話を3つご紹介します。
どれも“最初は普通のやり取り”だったものばかり。だからこそ、この記事が皆さんの回避術として役立てばと思います。


実話①:マルチ商法(アムウェイ)の勧誘

被害者は、私の友人。最初の印象は「ごく普通の、話しやすい人」だったそうです。

時系列で見る被害の流れ

  • マッチングアプリで成立
  • メッセージも自然で、業者の気配なし
  • 夜に居酒屋デート(1回目):トークも自然、楽しい時間
  • 2回目のデートもお酒を交えて、良い雰囲気…だったはずが
  • ここで突然「すごく良い商品があって…」と勧誘が始まる

友人は一瞬で現実に引き戻されたそうです。


💬 サイト主(にくえだ)

「えっ、あれだけ自然だったのに…」という衝撃。
友人は勧誘された瞬間、それまでの全てが演技だったように感じて、とても傷ついていました。
こういった“マルチ商法の勧誘”は、2回目以降に出てくるケースが多いです。見極めるには、冷静さが必要です。

にくえだ
にくえだ

会ってみるまではわからない。会ってからでも、信頼関係を築くまでは言い出さない。
心を奪われてしまった後であれば、騙されてしまう人もいるので要注意の手口です。


後日談

相手はどうやらアムウェイでも末端の会員だったようで、組織的な圧はなく個人で頑張っていた様子。
だからこそ“業者感”がなく、見抜きにくかったのです。


実話②:ホストへの勧誘

次の被害は、見た目もプロフィールも少しチャラい印象の男性からの接触。
ただ、向こうから熱心にアプローチがあったため、返信してしまったそうです。

被害の流れ

  • マッチング成立からわずか3日で会う約束へ
  • 会ってみると、意外と話も盛り上がり楽しい雰囲気
  • しかし会話の中で「ホストをやっていて、今度体験で来てほしい」と営業が始まる
  • 「興味ない」と断っても引かず、執拗に勧誘が続く
  • 「行くまで帰さない」というような雰囲気にまで発展

最終的にはなんとか帰ることができたものの、相当怖い思いをしたそうです。


💬 サイト主(にくえだ)

にくえだ
にくえだ

見た目が良い人や、自分のタイプの人にはにはついつい目が行きがち。
プロフィールが少し怪しいと思っていたのに、「大丈夫かも」と思ってしまう。
仕方のないことですが注意しなければなりませんね。


特に、相手がユーモアを交えてくるタイプだと見抜きにくいので要注意です。


後日談

その人は看護師で、安定した職業・収入だったため、狙われたとのこと。
プロフィール欄の「職業」「年収」は、実はリスクにもなり得ます。


実話③:結婚相談所への勧誘

被害に遭ったのは、恋愛に奥手な男性。
「面食い」な一面があり、可愛らしい女性の写真に惹かれて自分からアプローチしたそうです。

被害の流れ

  • マッチング成立 → メッセージは順調
  • 電話はせず、初対面へ
  • 会うと「友人も一緒でいい?」と言われ、3人で昼食へ
  • その後も会う約束はできるものの、常に“友人付き”での面会
  • 3回目のデートで、ようやく本題:「結婚相談所に入ってみない?」と勧誘される

この時点でようやく、すべてが“仕組まれた出会い”だったことを悟ったそうです。


💬 サイト主(にくえだ)

恋愛経験が少ない人ほど、こうした「グイグイ引っ張ってくれる人」に惹かれがち。
でも、その優しさが“営業トーク”だったと分かったときのダメージは大きいです…。
「毎回友人を連れてくる」=高確率で勧誘の布石ということも、覚えておいて損はありません。

にくえだ
にくえだ

騙された人はスペックは平均以上でしたが、
恋愛経験が少なく奥手で見た目も並以下なのに、
面食いだったので騙されるべくして騙されたと私は思ってます。


あらためて伝えたい:警戒心は“持ちすぎるくらい”でちょうどいい

今回の3つの実話を通して、改めてお伝えしたいのは…

  • やり取りが順調でも、油断しないこと
  • 少しでも違和感があったら、自分を信じてやり取りを止めること
  • 「優しい」「頼れる」と感じても、それが演技かもしれないという視点を持つこと

私自身が被害に遭わなかった理由

実は私は、マッチングアプリでこうした被害に遭ったことはありません。
なぜかというと、違和感を感じたらすぐに離れる“警戒スイッチ”が常に入っていたからです。

このサイトを立ち上げた理由もそこにあります。
被害に遭った話をたくさん聞いてきたからこそ、同じ思いを誰にもしてほしくない。


最後に:信じすぎず、疑いすぎず。でも“見極める力”は持って

マッチングアプリは、確かに素敵な出会いの場です。
でも、素敵な出会いを引き寄せるには、見極める目と冷静な判断力が必要です。

  • 少しでも「ん?」と思ったら無理に続けない
  • メッセージのやり取りでも探りを入れてみる
  • 相手の言葉だけでなく“行動”をよく観察する

この3つを意識するだけでも、騙されるリスクはぐっと減らせます。


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